医療制度

医療機関の出産育児一時金への対応の分かれ目は?

現行の制度は、妊婦が医療機関に分娩(ぶんべん)費用をいったん払い込み、その後、健康保険などから出産育児一時金が支給される。新制度になると、一時金が4万円増の原則42万円となり、医療機関に直接支払われるようになる。また、直接支払いの猶予を受…

出産一時金の新制度に産科開業医ら悲鳴?

元記事の毎日新聞の記事(http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090922k0000m040112000c.html)は、現行制度の一部しか説明しておらず、指摘不足の感はいなめないので、制度についてまず補足します。 平成18年以前は、出産後に出産(または死産)を医師、…

新制度について事務方に指示 後期高齢者医療制度は廃止

「案1が駄目か」 「じゃあ案2か案3で検討する方向で」「検討会のメンバーは」 「マスコミ対策で、この方あたりはどうでつか?」 「でも、高齢者の負担を減らせとか、現役世代の負担を増やすな、となると」 「案1から案3の制度は変えず、公費負担比率を上げるしかないね」 「新制度の名…

政権交代による後期高齢者医療制度の廃止

制度は廃止する、とのことだが、旧来の制度にするのか、新しい制度をつくるのか、いつから変わるのかまだわからない。 廃止はマニュフェストに載っているが、最も大事な新しい医療制度の骨格は語られていない。 無理があり、マニュフェストに掲載しているか…

偶像、実像、将来像

救急患者のたらい回し、産科医不足、地方の公立病院のベッド削減――。深刻な医療崩壊を食い止めるため、「養成する医師の数を1.5倍に増やす」(民主党)、「救急医療や産科・小児科・へき地医療の担い手である勤務医を確保」(自民党)など各党が医師不足…

健診の単価

市町村レベルだと、役所・役場の職員は、たいていがそこの自治体に住んでいるor出身である。 (自分は、出身も居住地も違う、稀有な存在かもしれん) さて、今年度で『終了』する基本健診。 今週中に、父が受診するというので資料を見せてもらったけど、値段…

電子申請の活用

alittlethingさんがblogのなかで電子申請について語られていた。 ふたつめは、市町村の電算担当としてこんなこと言うのもなんですけれど、住民基本台帳カードを使わないで済む手続きをいかに増やすか、です。 現在の電子申請の利用が伸びない理由は、間違い…

ヤング・オールド、オールド・オールド

1月7日付、読売新聞社説より74歳未満をヤング・オールド、75歳以上をオールド・オールドと呼んでいる。 何の定義に基づくかは別として、大雑把な分類だなぁ。と思う。生涯現役と、給付の拡大を限られた紙面のなかで取り上げようとしているのは見て取れ…

後期高齢者医療広域連合参加の本議会否決の影響

静岡県富士川町議会、後期高齢者広域連合設立についての議案を否決 新聞社の記事の引用ができないのが残念だが、13日に出勤した際にそのことを上司から告げられた瞬間、フロア全体に響きわたる大声を上げてしまった。「マジかよ」 齢30を超えたメタボリ…

後期高齢者医療制度システム導入と同時に必要なこと

後期高齢者医療制度に関するシステムを「平成19年度当初」から導入するとした場合。 1 市セキュリティーポリシーに基づくネットワーク構成の届出2 個人情報保護施行規則に基づく広域連合への情報提供、福祉事務所からの情報の収集と広域連合への提供の許…

広域連合への参加について

隣接市の課長からうちの課長のところへ、後期高齢者広域連合の参加に関する議会の承認について、という資料が送りつけられてきた。 どうやら広域連合の規約について、承認を得る、としか読み取れない。 いいのか、そんな議案で? 正式には、広域連合に参加す…

平成19年度後期高齢者医療制度関連予算

どこまで要求しようか、後期高齢者医療制度関連予算。1.システム経費<制度や広域連合のシステム仕様が明確化されていないので、丼勘定 2.平成20年3月前後の予算<これまでの受給者証の回収や新しい受給者証の交付って誰がいつやるかわからないのに。 こ…

後期高齢者医療広域連合規約の根拠条項

この12月議会に後期高齢者医療広域連合の規約に係る議案を上程する予定ですが、広域連合の設置の根拠条項が広域連合からは、2つの条項が示されております。第一は、広域連合が参考例として示してきた健康保険法等の一部を改正する法律(平成18年法律第…