偶像、実像、将来像

 救急患者のたらい回し、産科医不足、地方の公立病院のベッド削減――。深刻な医療崩壊を食い止めるため、「養成する医師の数を1.5倍に増やす」(民主党)、「救急医療や産科・小児科・へき地医療の担い手である勤務医を確保」(自民党)など各党が医師不足対策を掲げ、この点について大きな差はない。

asahi.com(朝日新聞社):《にっぽんの争点:医療》「後期高齢」維持か 廃止か - 政治

 パイが限られているなか、そのパイをどう分けるか、というのが問題。
 不公平、無駄、いろいろな考え方があるが、これまでどこが手厚かったのか、今後は誰に多くあげるか、あげたことによりどんなことが期待できるか。


 すくなくとも、パイは勝手には増えません。ビスケットと違って、叩いてみるたび原形はどんどん崩れる気がする。