景観や伝統的建造物群をどう取り扱うか


 ブログ更新が滞っていた理由のひとつ、
 というわけは全くありません。(失礼

 しかし、悩ましいところは確か。

岩国市は18日、錦帯橋周辺に残る歴史的な町並みの伝統的建造物群保存地区(伝建)指定の是非を問う住民アンケートを始めた。市は今回の調査結果を制度導入の最終判断とする見通し。地元住民の7割以上の賛同があれば、新年度にも建造物保存に向けた条例を制定する方針という。
中国新聞:錦帯橋周辺の伝建へ声を調査

 景観として考えるか、建造物として考えるか、視点や今後どう取り扱うかの考え方によって、保存・活用方法には様々な手段があります。今回のニュースを読む限りでは、建造物保存に向けた条例を制定する方針だそうです。
 岩国市の例規集をみる中では文化財保護条例は既に制定されており、文化財の定義として伝統的建造物群は定められています。ということは、景観法に基づく条例を制定し、景観条例の制定と同時に文化財に指定、という方向かと思います。

 古いものを残すという趣旨は似ていますが、建物に対する取り扱いや経費に対する助成に違いはあります。今後どのような考えに基づき、どんな方法で保存・活用を図るか注目しておこうと思います。

 まあ、毎度前ふりなだけで、結構忘れやすいのですが。
 そうそう、tihoujitiさんのブログのコメントに対する記事も書いていないので、そちらも合わせてまとめておかねば(メモ