風吹けば

 事業仕分けで廃止、見直しになれば、今進めている事業にも影響はあります。
 特に埋蔵文化財なんざ、開発行為そのものがなくなれば、調査だってありません。
 ということで、動向をじっくり見極め、なんて言ってられません。様子を伺いながら来年度予算を要求し、内部説明、議会説明へと突き進まなければなりません。
 
 国の動向を気にしながら、というのは医療制度改革関連法案のときに体験しているので気持ち的に負担に感じることはないのですが、今回は規模が全省庁≠全開発事業なんで、情報収集は欠かせません。同じ道路を作る工事としても、市の単独の財布なのか、国の財布なのかで違います。国の財布も、国土交通省のどの事業なのか、あるいは農林水産省の農地整備に関する事業なのか、見直しなのか、縮減なのか、廃止なのか、チェックしておくことは埋蔵文化財行政からすれば結構範囲が広いです。