イベントサイトは記事3割、宣伝7割
先日、当方のイベントサイトを見たという方から、問い合わせの電話がかかってきました。
「ブログを直接活用せずに、間接的に活用することでイベントを盛り上げるということも理解した。でも、どうやればブログを書いてくれる人が見つかるのですが。また、こちらのサイトを興味を持って読んで貰えるブログ記事を書いて貰えるか、そこを教えていただきたい。」
今回の質問は、準備期間に1から2年を費やす大型イベントにおける事例です。
論点を二つ整理します。
ひとつは、ブログを書いてもらえる人探し。
もうひとつは、自治体サイトの宣伝をどういう形で行うか。
実際に、人に読んで貰える文章というのはなかなか難しいです。
どんな題材をとりあげるか。
どういった切り口でとりあえげるか。
興味を持って読ませる文章スキル。
SEO対策からすれば、被リンクの獲得するためのテクニックが優先されます。
継続的なアクセスアップを狙うのであれば、何度もブログのネタになるようなイベント前の準備状況を定期的に発信することが必要です。さほど特別なネタでなくても、視点次第では特定のアクセスを獲得できる(固定した読者がイベントサイトへアクセスする)ネタもあります。
ネタになるような準備イベントを実施したから掲載するのではなく、準備イベントの実施時期はいつなのか、イベントサイトに協力的なブロガーが記事のネタにしそうな内容は何なのか、文章の切り口やイベントの様子を伝える写真はどんな内容のものにするかまでを戦略化しておく必要があります。
まず、ブログを書いてもらえる人探しは二つあります。
ひとつは、イベント出演者にブロガーがいる(もしくはこれからブログをはじめたい人)。
もうひとつは、その自治体をテーマにブログを書いている人に、イベントを取り上げてもらう。
自治体サイトの宣伝についてはもう少し難しくなります。
被リンク獲得を目的とするのか、アクセスアップやイベントそのものの周知を狙うのか。
まあ、ここまで書けば、どんな取り組みをしたらいいか想像がつくかとは思います。では、今週から、毎週ひとつづつ、その実践レポを書いていこうと思います。
ちなみにタイトルの宣伝は、広告の意ではなく、サイトそのものを知ってもらう取り組みのこと。イベントサイトは記事と写真だけ載せておけばいい!では殿様商法だと自分は考えて言います。どうすれば、アクセスしてもらえるか、どうすれば、何度も来てもらえるか。担当者としては悩みどころです。