ブログを綴るということ

id:alittlethingさんのブログで、公務員ブログについての言及がありました。

匿名だから好きなことをいくらでも書ける、ということは決してありません。自分のことを知っている読み手に対しての責任は発生しますし、さらには、自分の知らない、自分のことを知っているだろう読み手に対しても責任は発生します。

匿名ブログという幻想 - ある地方公務員電算担当のナヤミ 匿名ブログという幻想 - ある地方公務員電算担当のナヤミ

 匿名、非匿名に限らず、書いたことへの責任ということは存在します。
 alittlethingさん自身は、

書きたいことのなかでブログに書いてもいいことだけがブログには載せられることになります。

と書かれています。自分自身、公務員ブログの書き手の方々それぞれに指針があるのではないかと思ってます。そして、その指針はすべて同じでもないですし、すべて異なるというものでもないと思います。

 自分はその職歴の影響から、日記の題材として取り上げる内容に統一感がありません。他の公務員の方でもそのような方もいますし、反対に自分の携わる業務分野にかかわる内容(自分の業務内容そのものではなく、業務分野に関すること)を中心に書かれる方もいます。他方では個人的な趣味を綴る公務員日記も存在します。

 ここ1年ほど題材にすることが多い文化財に関して言えば、匿名で書かれる方もいますし、実名を名乗ってブログを書かれる方もいます。いつも勉強させていただいていた公務員の方々の日記を見るたびに、「自分が伝えようとすることは何なのか」ということをきちんと持って発信しなければ、と自省することがありますが、常に完璧ではないことだけは、と思うトコロ。