子供手当はなんでもやります、でも悩ましい


年金天引きを言い出したのは実は管副総理、というわけではないのですが、天引きがお好きなようです。後期高齢者医療制度のときは、あれほど天引きに反対していたのにぃ。

 仙谷由人国家戦略担当相は28日、2011年度からの子ども手当の満額(月額2万6000円)支給に関し、「(保護者)本人の同意を得て、まずは学校費と給食費に充当することもあり得る」と述べ、市町村から保護者に子ども手当を支給する前に、給食費や教材費を差し引くことを容認する考えを示した。鳩山由紀夫首相も未納給食費の差し引きを検討するよう、長妻昭厚生労働相に指示している。

 また、仙谷氏は「保育などに使うなら、市町村が自由に使えるものにすることも考えられないわけではない」と語り、子ども手当の財源として市町村に交付する金額の一部を、市町村による保育所などの施設整備に回すことも検討するとした。東京都内で記者団に語った。



子ども手当:仙谷担当相、給食費の天引き容認 満額支給開始時 - 毎日jp(毎日新聞)


子育てに関する組織が複数ある現状、複雑な制度だけが先行していいかという疑問もありますが、これをきっかけに末端(市町村)の組織見直しを図る、ということはアリかも。

記事を見る限り、未納金に限るのか、全児童、全生徒を対象とするのかはわかりませんが、いずれにせよ収納・支給・還付に関して定める必要がありますよね。

支給決定通知とか、還付申請依頼とか、複雑化していきそうですね。というか、今年度導入システムした自治体においては、2011年度対応の改修仕様を見込んでおく必要もありますね。大規模自治体だと、子供手当の支給は市長、給食費や教材費の天引は教育委員会の管轄なんで、費用負担とか調整・担当のゴチョゴチョとか(かぁ〜ぃ戒戒)