富士山の日に学校を休みとするべきか


県立学校は休校ってことね。で、規則改正の内容や改正趣旨がどうなっているのかが気になるところ。
静岡県が設置する保育園はないので、保育園に関しては考慮はしない(ない)だろう。


静岡県議会議員の源馬謙太郎さんがblogでこのように書いていました。

さて、今議会の開会日、2月23日を富士山の日と制定した静岡県ですが、現在この日を学校の休日にするかどうかが議論されています。

私は今のところ、休日にする必要はないのではないかと思っています。

休日にすれば富士山に対する理解が増したり、富士山に思いをはせたりすることに直接的にはつながらないのではないかと。

委員会の質疑でも質問してみますが、それに対する当局の見解をしっかり聞いて判断したいと思っています。

しかし、県が行ったパブリックコメントではほとんどが反対意見でした。



富士山の日に学校を休むべきか (源馬謙太郎の「一を以て之を貫く」)

3月18日付の静岡新聞等でも、静岡県が募集したパブリックコメントでは反対意見が多かったという記述があります。

このパブリックコメントの結果を静岡県のホームページから見つけられないでいるので、コメントしようがない(涙)。

 2月23日の「富士山の日」を県立学校の休日とすることが決まった17日の県教育委員会定例会は、委員の一部から反対があり、採決に持ち込まれる異例の事態となった。4対2で賛成意見が上回ったが、賛意を示しながら不安を漏らす委員の姿も。川勝平太知事は決定を歓迎し、県教委は今後、市町教委にも小中学校の休日化への協力を求めていくが、共働き家庭への対応、企業の協力など課題は山積している。

(中略)

 委員を兼ねる遠藤亮平教育長は「富士山への思いを後世に引き継ぐには休日という形にする必要がある。休日化のきっかけは知事だが、主体的に判断した」と説明。個々の課題に対する対応に自信を見せた。


中日新聞:富士山の日休日化 県教委が異例の採決 賛成4反対2で不安漏らす委員も:静岡(CHUNICHI Web)


教育委員会の内容が、意見交換なのか、規則改正なのかもわかりませんが、いずれにせよ県立の学校が『休校』となる、というレベルの話。
※どなたか、静岡県の学校の休日化に関して静岡県が募集したパブリックコメントの詳細や、その結果が掲載している箇所をご教示ください。

『特定範囲の地方自治体の住民の休日』とするための手続きや必要性について、そろそろ方向性を示す時期に来ていると思うのですがねぇ。

で、この記念日を県が決めたことに対し、静岡県内の各地方自治体が設置する学校や保育園等を休みにするには、何を根拠とするんですかねぇ。
保育園はどうするんだろう(リフレイン)。


静岡県内の各市町や教育委員会の担当者様、ご苦労様です。


パブコメの在り方がわかる方、お手数ですがご教示下さい。