行政主導のイベントにおける宣伝手段(1)

 イベント主催者は情報を参加者や来場者に公開しなければなりません。参加者や来場者は「情報提供者が情報をそのままの姿で、余すところ無く伝えてくれている」と信じているわけですが、情報提供側の目的と、参加者や来場者の利益が相反することもよくあるのです。現状においては、ある情報を広めようと思ったらマーケティングが必要になります。予算(資金力)があるほどメッセージを広めることができ、一方、予算のない人のメッセージは世間の耳に届きません。


 また、潜在的な来場者の掘り起こしも重要です。自分たちが企画するイベントの判断基準をどこにおくかは主催者の意図するものですが、第三者的の基準に訴える場合に「来場者数」というものが占める比率は大きいものです。同様に、参加者を募集する場合にも、どこにどのように「知らしめる」かは大切なことです。

 

 では行政機関が注目を集めるにはどうしたらよいのでしょう?この日記の目指すところは、そんな行政機関が伝えたいメッセージを安く、効果的に広める手助けをすることです。


 初歩的な部分でいうと、広報誌や折込み等の紙媒体、チラシ等の宣伝材料、ホームページやブログ等のweb媒体、これらをどう使うかです。



 自治体職員の方が多くこのページをごらんになっているようですので、まず最初に申し上げます。


 あなたの企画はどんな人たちを対象にしていますか。


 まず、そこを掴んだ上で、どのような宣伝方法があるかを書いていこうと思います。