職務代理者

仙波氏は午前8時から市役所で開かれた課長会議で「今日から私が職務代理者になります」とあいさつ。会議後の記者会見で「地方自治法に基づいて就任した」と強調した。
仙波氏の職務代理者就任について鹿児島県の伊藤祐一郎知事は県庁で記者団の取材に応じ「正当なものか疑問を持っている」としながらも「適正に務めてもらえばいい」と事実上容認する考えを示した。

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確かに地方自治法第百五十二条では「普通地方公共団体の長に事故があるとき、又は長が欠けたときは、副知事又は副市町村長がその職務を代理する。」とされています。他方で、第2項で「副知事若しくは副市町村長にも事故があるとき若しくは副知事若しくは副市町村長も欠けたとき又は副知事若しくは副市町村長を置かない普通地方公共団体において当該普通地方公共団体の長に事故があるとき若しくは当該普通地方公共団体の長が欠けたときは、その補助機関である職員のうちから当該普通地方公共団体の長の指定する職員がその職務を代理する。 」とあります。

鹿児島県知事には、いま少し疑問を掘り下げほしい気もしなくはないですが、職務代理期間中に波風がたたない、という前提での発言かと思います。まずは、リコールに伴う市長選挙かな。