自分の備忘録

 マイコミジャーナルhttp://journal.mycom.co.jp/news/2009/10/16/008/index.htmlを元に、部下をもったときにやらなければならないことを書き留めてみた。


1. 共通の認識を持たせる

仕事が成功裏に終了した時のゴールは何かということを事前に部下と意識づけさせます。最後に出てきたものが自分の期待したものへと近づけるには、共通の認識を節目を設定して確認する。


2. 進捗管理をする。

プロジェクトの最初に話をするだけで、計画通りに仕事が進む……なんてことはない! プロジェクトに関与し続け、チェックすることはマネージャの有効な武器だ。進捗管理により、予定通りに仕事を進め、問題を早期に把握し、必要ならば計画を修正することができる。進捗管理の手法は経験や勘に頼らない。できるだけ細かく作業を分類し、上司に説明できるよう、部下に理解ができるようにする。可能なものはどれだけの日数を予定するかを明示し、どれだけの日数を費やして何ができているかを報告させる。


3. 自分が出しゃばるのは必要なときにとどめる

ときどき、神経質になりすぎて、部下に与えた仕事を自分でやろうとすることがあるが、これは誰がその仕事の責任者かという点に混乱を生じさせ、部下のパーフォーマンスも低下する結果となる。


4. 部下ができることは部下ですべきだと思う

これは自然な感情だが、部下を十分に活用すべきであるが、部下の仕事があふれかえっていないかは注意しなければならない。作業があふれかえる原因を把握していない結果、自分がマネージメントに費やす時間を部下の作業を代替しなければならないこともある。そもそもマネージングとは他人に仕事をさせることなので、部下がどうして作業ができないかだけでなく、その作業を解決するには何が必要か注視しなければならない。


5. 不適切な人に仕事を任せない

仕事を任せる際には、地位に照らし合わせて誰にその仕事を任せるべきかではなく、誰がその仕事をできる才能やスキルを持っているかを考えよう。もちろん、その仕事を任せるべき人に、仕事を任せるのがいつも乗り気がしないならば、その人の職務が適切かを再検討しよう。ただし、その相手が上司であるならば、対応を伺いながら進めざるを得ない。コストやより大きな人間関係での判断や行動をしなければならない。



埋蔵文化財の仕事や教育の仕事において、計画を立てるのは決して簡単ではない。まず詳細仕様が決まっていない場合が多い(発掘調査の場合、出土した状況を元に実作業がコストに見合うかを評価せざるを得ない)ので,仮定をもとに計画を作らざるを得ない。立てた計画は,非常にあやふやなものに思えるはずだ。また要員のスキルが予想より低いと,実施段階ではどんどん誤差が生じてしまう。「計画なんてあまり意味はない」と考えてしまうゆえんである。

だが常に計画を立て,プロジェクト実施段階で見直す作業を定着させれば,何度か繰り返すうちに精度が上がってくる。何もしない場合に比べると,その差は大きい。主観ではなく、現時点で終わった出来高をベースに仕事を進めるのが、この分野に必要なマネージメントの手法と考えている。