他自治体サイトへnofollow属性をつける理由
同様のイベントを都道府県内で一斉に行う国体や国民文化祭では、各自治体が実行委員会を組織しホームページを立ち上げます。
自分の自治体のリンク集に別自治体のサイトを登録するパターンとしては、主に次の3つになると思います。
- 各自治体のポータルサイトからホームページ開設を知り、こちらから一方的に発リンクする。
- ホームページの開設をした旨の連絡をいただき、こちらから一方的に発リンクする。
- 相互リンクの申し出の連絡をいただく。
類例が少ないのと、各市町村(または委託会社)担当者の考え方や力量によりますが、やはりポータルサイトでホームページの開設(またはコンテンツ設置)を知ったサイトは、更新頻度が少なく、コンテンツも貧しいような気がします。
一方わざわざあちこちの自治体に開設のお知らせをしたり、先に発リンクを設定しておいた上で相互リンクを申し出ている自治体は、やはり更新頻度が高かったり、コンテンツも充実している気がします。
ただ、中には開設したものの記事の更新が数ヶ月まったくない自治体もあります。既に終了したイベントならともかく、開幕直前まで、「開催内容については準備中」と表示されていり、イベント名のみ掲載し日時や会場等の内容がわからないケースもありました。
こういうサイトには、申し訳ないのですがnofollowをつけさせていただいてます。ただ、他の自治体のサイトにそんなことをしなくても、という思いもあります。
理由としては、既にnofollow属性のテクニックは無意味となっていますので、リンクジュースを分散させたくないという狙いも用を成さないということです。
もうひとつの理由は、自分のサイトへの来訪や先方の自治体のリンク集への登録を期待する文書を送りながら、自分のところにはリンク集を設けていない上に放置中ということへの評価を誰がすべきものか、という点です。本来は当該自治体の住民が評価すべきものであり、他自治体が評価するべきものではないという考え方もありだと思っています。
独自にサーバから立ち上げていたり、既に開設されたサイトの一部を利用していたりと違いはありますが、どの自治体も多かれすくなかれ予算を使っています。きちんとした仕事をしていないのであれば、nofollowを設定させていただき、「あるのは知ってリンク集に登録しているけど、その自治体の取り組みをうちの自治体で参考にすることが少ないよ」という区分けとして使用しています。
実際には、一度は宣言したものの、3ヶ月程度放置していたサイトが最近になって更新されたことにより削除した自治体様もあります。
ただ、ホームページの開設を通知していながら、サイトを放置しっぱなし、というのは、イベント開催に対する周知について、どんな考え方で取り組んでいるのか聞いて見たいという思いがあります。
あと、ワタシが手掛けるサイトより絶賛放置中っぽい自治体様より検索順位が高いという事実があり、そこの自治体は別枠扱いしています。悔しい思いはありますが、実はnofollow宣言はしていません。コンテンツの追加はまったくないのですが、なぜかトップページは定期的に更新されているのです。なんの保守をしているかよくわからないため、扱いに苦慮した結論は、評価しないほうがいいでした。