自称Webデザイナー(1)

今回はボキが以前の部署で知り合ったAさんのおはなし。



 Aさんは全国規模の組織の二次次構成組織であるシステム開発会社の構成員です。普段はcobolを愛するSEなんですが、もともとMACApple社のコンピュータ)をこよなく愛するユーザーであります。社用の携帯以外に持っている私物のi-PHONE(iPhone 一覧 | ソフトバンク)を語りはじめ、使え使え、買え買えと薦めてました。どうせだったら同じ上部団体に所属するケータイを宣伝すればいいのに、と思うのですが、モノに拘る執着心はハンパじゃないところにいつも圧倒されています。
 


 また、関西でいうところのマクドである日本マクドナルドマクドナルド公式サイト | McDonald's Japan)のヘビーユーザーでもあります。なにせ、市町村合併の際に、3日間で食べたハンバーガー(バーガーメニュー(レギュラー) | メニュー | McDonald's Japan)が20個だったという伝説があるくらいですから。


 彼の仕事は、メインはシステムにおけるWeb画面レイアウトをデザインする仕事です。Web画面というのは今このブログを掲載している「はてな」のユーザー登録を行う画面や、トラックバックの入力画面やその仕組みを作っています。


 彼の仕事のひとつとして、トップページを含めたコンテンツの構成や各画面のレイアウトのデザインと入力チェック(使用可能文字や使用不可能文字がきちんと処理されているかのチェックなど)、実際にサーバーに「この文字を入力」っていう要求を出し、サーバーから「受け付けたよ」っている回答が返ったら受付完了画面を出すというところを設計します。また、逆に使用不可能な文字を入力したときは、エラー画面を出すということをしまています。パソコンに表示させるWEB画面と利用者がその画面を操作しやすいようなプログラムを設計するといったものです。利用者側にたったシステムを設計するエンジニアということでクライアント系エンジニアと本人は称しているます。



 Web画面もよりデザインがいいな、使ってみたいなと思わせる、また使ってみて返ってくるのが遅くないこと=ストレスを感じさせないという配慮があります。彼の画面のデザインをみて一見システマチックに見えますが、使い勝手を考慮したバランスのとれた洗練したデザインだなって関心しました。


 もうひとつはこのような心得があるとやはり違うなぁと思うのが打合せ記録票です。デザインもさることから構成、こちらからの指示内容と検討記録等、必要な情報を簡潔にまとめられています。記録票のレイアウトもデザインに通ずるところがあるのかも知れません。



 で、どういうわけか、うちのセクションで管理している図書館蔵書管理システムが更新される、と聞いていて担当者へ
「ベンダーからのサポートSEは誰?」
 と聞いたら彼の名が。図書館職員の要望を、予算内でまとめていい仕事するでしょう。


 まあ、営業が彼の出した経費にどれくらい上乗せしたか、そっちが重要なんですけど。
 この辺は見抜く、見抜かない、認める、認めないのハナシだからね。