地デジの促進に関する取り組み

 総務省は、マンションやアパートなど集合住宅の地上デジタル放送対応を促進するため、対応済みの集合住宅に「地デジカ・ステッカー」を提供する。16日から受け付け、希望するオーナーや管理組合に無料で配布する。

 集合住宅では地デジ対応のために共同受信施設の改修などが必要。費用負担や認知度の低さが壁となり、総務省推計で約3割の集合住宅が未対応のまま。対応を完了した住宅にステッカーを表示してもらい、入居を検討している人などへのアピールを図る。


http://mainichi.jp/select/today/news/20091108k0000m020022000c.html

 おそらく、大手賃貸住宅建設・管理会社をとおして、管理物件に貼るように依頼することになるのではないかと思います。あるいは関係機関を通して、公営住宅へ貼ることも考えられます。そういう意味では、ある程度の枚数は印刷されることでしょう。

 ただ、入居を希望する人が物件を確認するのはステッカーではなく、不動産屋の物件紹介のチラシや冊子を見て、現地を訪れるのがほとんどだと思います。そういう意味では、該当のシールを見る前に地デジ対応の物件であることを知っていることから、入居を検討している人へのPRとしての効果は低いと個人的には思えてならないのですが。